ワックスを塗る前に必ず床材の確認をお願いします。 ニス塗り木材、合板材、白木無垢材、合成樹脂系床材、また最近の新築物件で良く見られる表面処理を施したフローリング材（ＭＤＦフローリング、製造メーカーがワックス不要と謳っているもの）など、いろいろな床材があります。ワックスを塗る際にはそれら床材の種類をご確認いただき、それぞれに合った床用ワックスをお選びください。 とくに白木無垢材、表面処理のしてあるフローリングにはご注意ください。
【ワックスの選び方のページをご参考ください。】

新築、あるいはリフォームの際に、新たにフローリングを施工した 新品状態の床材の場合には、前もってフローリングのクリーニングが必要になります。 新品のフローリングには離型剤と呼ばれる製造過程で使用されている油分汚れが残着しているので、ワックスは完全密着しません。 ハウスクリーニングによる床面洗浄が必要になる場合がありますので その有無を確認してください。

ラグロンワックスのような樹脂ワックスは、『水性』ワックスに分類されます。従って、『油性』ワックスの塗布されている床面に樹脂ワックスを塗ることはできません。 樹脂ワックスを塗るときは、剥離剤（ワックスを除去する洗剤）を使用し、油性ワックスをハクリする必要があります。

ワックス皮膜にひどいキズがない場合や、汚れを塗りこんでしまっていない場合などは、表面の汚れ（埃、油汚れなど）を 『スーパークリン抗ウイルスプラス』でよく清掃し、上から重ね塗りしてください。汚れがひどくない場合は、ぞうきんなどで水拭きするだけで良いでしょう。

無垢の白木床には、 『白木床用樹脂ワックス』をお勧めします。通常の樹脂ワックスを使用するとアルカリ性の液性により、白木を黄変させることがあるからです。なお『白木』と言うことで『白木ワックス（柱用）』を使用するのも誤りです。

床面上の汚れを除去する場合には、 『スーパークリン抗ウイルスプラス』を使用します。またワックス施工がされている床面で、皮膜はそのままで汚れのみを除去したい場合は、『スーパークリン抗ウイルスプラス』を水で１０倍以上に薄めて使用します。
※ワックス皮膜を除去する際は、ワックス剥離剤『高速リムーバー』をご使用ください。

『バッキンガム』は、樹脂ワックスと同じ塗り方で結構です。乾いた布等で薄く均一に塗り伸ばし、皮膜が完全に乾いたあとに塗り重ねしてください。
※必ず先に汚れ、泥、埃などを取り除いて下さい。また、天気の良い日を選んで施工してください。

『バッキンガム』は、天然大理石、御影石、テラゾウ、鉄平石、玄昌石、那智黒などの艶がないタイプまた、コンクリート、レンガなどにも使用可能です。 【ワックスの選び方のページをご参考ください。】
※艶があるタイプ（トキダシ、墓石等）には使用出来ないのでご注意ください。
※バッキンガムは屋内専用の石材床専用ワックスです。屋外には使用しないでください。

トイレ尿石黄ばみとりは原液使用の為、水が溜まっている箇所に使用すると効果が半減してしまいます。水を抜いてからご使用ください。

トイレ尿石黄ばみとりは陶器専用です。 変色や劣化の原因となりますので陶器以外の素材には使用しないでください。

本製品を尿石にかけてすぐにこすっても、すぐに尿石は取れません。液体を尿石にかけて30秒から数分程度待ち、尿石を弱らせてからこするのが効果的です。一度で落ちない場合は作業を繰り返してください。

ワックスは水性（樹脂系）と油性タイプの2つに大きく分かれます。 以前使われていたワックスが水性タイプのものでしたら、次回も水性タイプが使えますが油性から水性タイプに替える場合はハクリ作業が必要になります。